知識編 ◇冠婚葬祭のしきたりと贈答マナー◇



※※※   知ってるようで意外と知らない
「ギフトマナー」や「贈答習慣」など
正しい知識を身につけとおくと
とても役に立ちます☆  ※※※

ラッピングに見るしきたり

斜め包み(デパート包み)や合わせ包み
(キャラメル包み)にも慶弔の包み分けがあります。

斜め包みの場合


◇表面
〈慶事、一般的な包み〉
「天の部分」が開いてポケットのようになります。
懐(ふところ)と呼んでいます。

〈弔事の包み〉は逆に「地の部分」が開くようになります。



◇裏面〈慶事、一般的な包み〉

右側の紙が上になるように包みます。

フォーマルな化粧折りで仕上げると
漢字の「人」という文字に似た形に
なるのが特徴です。

〈弔事の包み〉では逆になります。



その意味


金封の裏をみるとわかりますが、斜め包みと慶弔の包み方が同じです。

実はこの金封はもともと「折形」であり、それが元になり現在の包みになりその意味とともに伝わっているのです。


慶事では幸せが入って落ちないように…
弔事では不幸なことが早く流れて出ていくように…
形を覚えるのではなく意味をしっかり理解して
包むことが大切ですね。


合わせ包み(キャラメル包み)



合わせ包みは表面から慶弔の包み分けは
判断出来ません。


〈慶事、一般的な包み〉
裏面にしたとき、向かって「右側」が上になるように包みます。

〈弔事〉では、向かって「左側」が上になるようにして包みます。

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